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ランガラン

シャトー・ドゥ・ランガラン

今回ご紹介するのは、フランス南部・地中海沿岸に広がる『ラングドック地方』の中心都市モンペリエの郊外、コトー・デュ・ラングドック地区サン・ジョルジュ・ドルク村にある蔵元【シャトー・ドゥ・ランガラン】です。

この蔵は、長女のディアンヌ・ロスフェールさん、次女のコンスタンス・レロールさん姉妹によって切り盛りされている。造り出されるワインは、底抜けに明るい姉妹の人柄を表すように、飲む人を陽気で楽しく元気にしてくれる。私もここのワインを飲んで辛口白ワインが好きになったり、辛口ロゼワインの美味しさを教えてくれた思い出深い蔵元だ。

この蔵の歴史は、はるか1632年まで遡る。アンリ・ダンガランにより建てられたシャトーはフランスの公的な地図にその名が記さる程の歴史的な建造物。1830年にはロラン・ケトン・サン・ジョルジュが畑を広げるなど規模を拡大。そして何と言っても現在のランガランの基盤を築いたのは現オーナーである、お母さんのフランシーヌ・グリル夫人の並々ならぬ努力と情熱の賜物と言える。

運命の決意

結婚後、ワインと無縁の生活を送っていたフランシーヌ夫人だが、1957年、27歳の時にご主人のファミリーが所有していたこのシャトーを偶然訪れブドウ園に立った時、全身に熱いモノを感じ、この地でのワイン造りを決意したそうだ。

婦人はもともとワインの世界とは無縁ではなかった。夫人が子供の頃、実家はあのシャトー・パルメ(ボルドー地方にある第3級格付けの蔵元で、その実力と人気からスーパー・セカンドと呼ばれ、現在ボルドーの格付けが見直されたら第1級に昇格するだろうといわれるワイン)を所有していたそうだ。

ワイン造りに情熱を注ぐ父の背を見て育ったが、1930年代の世界恐慌の際、シャトーを手放す事になってしまう。その時の悔しさが子供心にも強く残っていたのか、ここを訪れた事でワイン造りへの情熱が湧き上がり、この蔵をボルドーにも負けない一流の醸造元にする決意させたのだろう。

災い転じて・・・

シャトーを手にした最初の年からフランシーヌ夫人の試練の日々は始まる。1957年、フランスを歴史的な寒波が襲う。この寒波でランガランの多くの葡萄樹は根まで凍ってしまい、全滅に近い痛手を負う。

しかし夫人はこのピンチをチャンスにかえる。高品質のワインを造る為には、今まで多く植えられていたアラモンやアリカンテといった質の劣る品種の植え替えが必要と考えてい

た夫人は、それらを一挙にグルナッシュやサンソ-やシラー、カリニャンに植え替えたのだ。これはコート・デュ・ローヌ地方のシャトーヌフ・デュ・パプと同じ土壌構成のランガランには最適な品種構成だった。

植え替えたばかりの若い樹からは、質の高いブドウは採れず、すぐに思うような品質のワインは出来なかった。だが夫人には大きな目標があった。それは、それまで桶売り専門の醸造元だったランガランのワインを、【自家醸造元詰】
つまりワインを造った自らの名前を冠したラベルを貼り、自らの手でワインを販売すること。この地方で元詰ワインを実施しているところは皆無だった時代にだ!この目標を話した時の周りの反応は、『頭が狂っている』『ボルドー出身の無知でおめでたいお嬢様』など馬鹿にされたそうだ。

21年の地道な活動

そんな周りの反応に挫ける夫人ではなかった。馬鹿にされればされるほど力が沸いてきたそうだ。自分のワインを抱えレストランやワイン屋を歩き回る時代は永く続く。しかし樹齢が20年を越える頃からワインの品質が抜群に良くなる。やっと思うようなワインが完成したのと、コツコツとした営業活動が実りを結び始め、1978年ついに【シャトー・ド・ランガラン】のラベルを貼って売り出す日がきた。ここまでくるのには実に21年という歳月が流れていた。

ワインビジネスの世界に女性は皆無で、女性であるというだけで馬鹿にされた時代。『質より量』のワインが大半だったこの地方で『質』にこだわり、ラングドック地方で初となる自家醸造元詰(ミザン・ブテイユ・オー・シャトー)という偉業を成し遂げたフランシーヌ夫人の努力は並大抵ではない。ランガランの歴史の中で、夫人は中興の祖として称えられ、この先も語り継がれるだろう。

受け継がれる情熱

そんな周りの反応に挫ける夫人ではなかった。馬鹿にされればされるほど力が沸いてきたそうだ。自分のワインを抱えレストランやワイン屋を歩き回る時代は永く続く。しかし樹齢が20年を越える頃からワインの品質が抜群に良くなる。やっと思うようなワインが完成したのと、コツコツとした営業活動が実りを結び始め、1978年ついに【シャトー・ド・ランガラン】のラベルを貼って売り出す日がきた。ここまでくるのには実に21年という歳月が流れていた。

ワインビジネスの世界に女性は皆無で、女性であるというだけで馬鹿にされた時代。『質より量』のワインが大半だったこの地方で『質』にこだわり、ラングドック地方で初となる自家醸造元詰(ミザン・ブテイユ・オー・シャトー)という偉業を成し遂げたフランシーヌ夫人の努力は並大抵ではない。ランガランの歴史の中で、夫人は中興の祖として称えられ、この先も語り継がれるだろう。

ロゼワイン誕生秘話

1988年、ディアンヌさんはこっそりとロゼワイン造りを行っていた。ある日、家族が集まっていたところに、ディアンヌさんが持ってやってきたボトルのワインの色を見て、コンスタンスさん、フランシーヌ夫人は揃って顔を見合わせ「モン・デュー!(なんてことなの!)ディアンヌが醸造に失敗したんだわ…」と思ったそうだ。何故ならボトルに入ったワインの色はとても薄く、2人はディアンヌが赤ワインの造りに完全に失敗した勘違いしたのだ・・。

しかしそれは、ディアンヌさんが造った素晴らしい色合いのロゼワインだった。ディアンヌさんは「もう私、まずいロゼワインにはうんざりなのよっ!美味しいロゼワインなんて、誰1人造ってないんだから!ないなら自分で造ってやろうと思って、こっそり進めてたのよ。どう?このロゼ。今まで飲んだことがないくらい、最高に美味しいでしょ!!!」と言ったそうだ。

ディアンヌさんの言葉どおり、私もこのシャトー・ロゼで辛口ロゼワインのファンになったし、各地のワイン会でも多くの方々がロゼの魅力に引き込まれています。

★「シャトー・ド・ランガラン/ロゼ 2008」が、フランスのワインガイドブック「Guide Hachette 2010 (ギィド・アシェット)」で、ラングドックのロゼワインの中では、最高の評価を獲得。
さらに、「パッション(情熱)のロゼワイン」と形容される。

熟成へのこだわり

熟成期間も産年によって変わる。

もともとのブドウの味わいが力強い年には、長めの熟成が必要になり、最初から柔らかめで優しい味わいの年には、熟成を早めに切り上げる。

ワインのスタイルによって、数種類の樽を使い分ける。毎年違う樽を試しながら、常により良いバランスを探し求めている。この時の判断ポイントは『ブドウのピュアな果実味や、ランガランらしいエレガントさがきちんと表現されるか?』だそうです。

『この蔵を支えた母の【意志の強さ】そして、ディアンヌと私の【情熱】をワインに表していきたい』とコンスタンスさんは話してくれた。エレガントさに包まれている【芯の強さ】はこの【想い】が表れだった。母の【想い】を大切に守り、これに自分達の【情熱】を加えながら、この先もこの蔵は歴史を紡いで行くんだなと感じた。

試飲会にて

コンスタンスさんはフランスやヨーロッパ各地で行われる大型試飲会によく出展する。 
これはその試飲会でのエピソード・・。

彼女はもともと背があまり高くなく、しかも試飲会の時は終日立ちっぱなしで過ごすため、ヒールのないペタンコの靴を履くそうだ。出展ブースはどこも平等なため、なかなか目立つことができない。広い会場だと、膨大な数の造り手がブースを並べる中、自分の存在を知らせるのは至難の業になる。

ある時、ランガランのブースが会場の一番奥だったことがあり「これは困った…」と思っていたが、不思議とお客様が次々に自分を見つけてやって来てくれた。
「こんなに奥なのに、よく分かったわね!探すのに苦労したでしょ?」と話をすると、「全然そんなことないよ、姿は見えなくても、笑い声が高らかに響き渡っているから、遠くからでもすぐ分かったよ!」と言われた。
やって来る人が、みんな口を揃えて同じ事を言ったそうだ。 それ以来、『ランガランのブースは耳を澄ませて探す』と言われているらしい・・。 
この陽気さがランガランのワインには詰まっている。だから飲むとなぜか陽気で楽しく元気にしてくれるのだ。

お気に入りのワイン

造り手からすると、自分の所のワインは可愛い我が子のような存在なので、『どの子が一番可愛いですか?』と聞くのと同じの答えにくい質問に、コンスタンスさんは『あえて言うなら、特にドメーヌ・ルージュがお気に入り。自宅にはハウスワインとして常備していて、栄養ドリンクのようなもの。

仕事を終えて帰った時、これをグラス1杯飲んで疲れをリセットしてから、夕食を作る。オンからオフへ切り替えるスイッチであり、まだ10歳でやんちゃ盛りの息子シモンの相手をする体力をチャージするには必要不可欠』という。『ドメーヌ・ド・ランガラン・ブランも好き。アタックの爽快感が大好き』と答えてくれました。

★「ドメーヌ・ド・ランガラン/ブラン 2008」が、フランスのワインガイドブック「Bettane & Desseauve 2010(ベタヌ&デソーヴ)」において、20点満点中15点という、ラングドックの白ワインとしては、最高得点を獲得。さらに、テイスターが特に気に入ったワインとして選ばれた。

ちなみに、ディアンスさん(姉)のお気に入りは・・・
シャトー・ド・ランガラン・ルージュとシャトー・ロゼ、そしてキュヴェ・ケトンだそうです。

蛇足として、私ヒゲのお気に入りはドメーヌ・ブランと、シャトー・ロゼ、シャトー・ルージュ。どれもエレガントで親しみやすくて気取らず飲めて美味しいです。

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